バイク用オイルと自動車用オイルの違い、ついでにディーゼルと2ST用の違い
オイルの種類って沢山あってワケワカメだと思います。粘度や規格や品質や添加剤やバイク用、自動車用、ディーゼル用、2ST用など訳が分かりません。
今回書いていく内容は、
①4stガソリンバイク用
②ガソリン自動車用
③ディーゼル自動車用
④2stバイク用
でございます。
私も良く分かっていない所が多いです。
仮によく分かっている人がいても見比べたり使用しただけで分かるとは思えません。
分かる瞬間はきっとエンジンが壊れた瞬間だろうなと思います。
重要な事は、粘度と何々用と書かれている事です。
おおむねバイクであれば、バイク用と書かれているオイルは4stのバイク用です。
2st用と書かれているオイルは2st用のオイルです2st用のオイルは明瞭に書かれています。
バイクに乗られる際には2st用と4st用の2種類を気にしてください。
2st用と4st用さえ間違わなければ少なくとも壊れる事はないと思います。
次に粘度ですが、オイルの固さを表しています。
10w-40とか15w-50などの記載がある【40】【50】末尾の数字です。
【10w】【15w】は冷間時の始動性の性能を示しています。
粘度に比例して数値が変化していく傾向があります。
日本の場合で本州に住まわれている方は特に気にしなくても良いと思います。
数字が大きいほど固目のオイルになります。値段も高くなる傾向があります。バイクは自動車と比べて固いオイルを使う傾向があります。
ミッションやオートマかなどでもグレードや粘度が変わる場合があります。
粘度が高いと油膜を強く張るのだと思いますが過度に粘度が高いと抵抗になって燃費が下がったりするのかなと思います。わずかな差だとは思います。チューニングエンジンなどで粘度を具体的に指定される場合があります。ちなみにCBX1000はサービスマニュアルでの指定の粘度は30の様子です。
英語で書かれているので明瞭はっきりに理解は出来ておりません。
というわけで、オイルの種類についてざっくりとコラム的に書いていきます。
分からないなりにふわふわっとした細かくない内容でございます。
レッツスターティン!
①4stガソリンバイク用 と②ガソリン自動車用の違い
このセクションではバイク用と自動車用と書いていきます。
バイクはミッションやクラッチがエンジンに組み込まれています。
自動車と違ってエンジン一式で見るとパーツの点数が多くそしてコンパクトです。
それに比べて自動車は各部分がセパレートされている構造です。ミッションは分離できます。
その違いからオイルにブレンドされている添加剤などもバイク用と車用で違います。
また車はバイクと違ってオイルの粘度が低めな傾向にあります。
これがバイク用と自動車用の大きな違いです。
両者を入れ替えてもエンジンが壊れることは無いでしょうが、あまり気持ちがいいものではありませんし、壊れるかもしれません。同じ4stでガソリンエンジンですが上記のような理由でおいるにもちがいがありますし、どのオイルメーカーも自動車用とバイク用で区別しています。区別していない場合はおおむね自動車用です。
②ガソリン自動車用と ③ディーゼル自動車用の違い
同じ自動車でも一般に流通している種類としてガソリン車とディーゼル車があります。
ガソリン車とディーゼル車の仕組みの大きな違いは燃料の種類以外では、
プラグを使った点火をするかどうかです。
ディーゼル車はプラグありません。
経由を圧縮して自然発火させます。部品点数が少なくなるので素晴らしい仕組みのように思えますが、
自然に発火する分、不純物も発生します。そういった不純物をクリーンにしてくれる添加剤がディーゼルには多く含まれている様子です。これが大きな違いでございます。
ディーゼル車用のオイルはガソリン車にも使えます。
不純物を綺麗にしてくれる成分が入っているならディーゼル車用のオイルをガソリン車にも使えば良いと思います。
しかし、不必要なクオリティはお金の無駄使いになってしまいます。
④2stバイクのエンジンの特徴とオイルの特徴
ガソリンやディーゼルという単語は書いていませんが必然的に燃料の種類はガソリンが前提です。
まず4st(4ストローク)2st(2ストローク)というエンジンの形式の違いがあります。
2stはヘッドがありません。2stは2回転に1回点火します。
点火の際にガソリンとオイルを混ぜた燃料を使います。
という点が4stと2stの違いになります。
そもそもオイルの使い方がガソリンにも混ぜるという考え方です。
2stは4stのエンジンと比べて同じ排気量で1.5倍程度パワーが出ます。
エンジンの形式が違いますし色々な力の損失があるので2倍とまではいきません。
2回転に1回点火と4回転に1回点火では単純に2倍の仕事をしているので,
2stの方がパワーがあるのは当然と言えば当然です。
4stエンジンの方がメンテナンス性が高いやヘッドが有るので味付けや調整がしやすいというメリットがあると言われる場合もありますが、一般ユーザーがエンジンを分解整備することは少ないので、
あまり意味があるとはおもえません。
排ガス規制の結果、2stエンジンは現在では乗り物業界からは姿を消しております。
2stエンジンに対して有効な燃料や新しい技術が開発されるとエンジンの仕組みとしては復活するかもしれません。少なくともガソリン燃料の2stエンジンは大々的に新しく販売される事はないと思われます。チェーンソーや草刈り機などで2stエンジンはまだまだ見かけることはあります。
バイク用オイルと自動車用オイルの違い、ついでにディーゼルと2ST用の違い【まとめ】
なぜ、オイルの種類があるのか?という事をテーマに色々と浅い範囲で書いたつもりでございます。
少なくとも、オイルの種類は大体これ位あるのねという程度で知っておけば、
バイクブログを読む程度にバイクが好きな方の知見にはなろうかなと思います。
バイク用のオイルをガソリン自動車に入れても大丈夫ですが、率先してオイルの使い回しなどは通常では行わないと思います。少なくとも大丈夫であるという程度だけは知っておいて損はございません。
また、オイルで1番まずいのは入れてない事です。
そしてガソリン車に軽油を入れたりなどは根本的にアウトです。逆もアウトです。
というわけで軽めのうんちくを書きました。
皆様のオイル選びに役に立てばよいなと思います。
それではシーユーアゲイン!
CBX1000写真ギャラリー
今回はCBX1000に関係がるかもしれないという程度しかかけていないのですが、MOTUL300V-factory lineのパッケージとCBX1000の写真を掲載します。
MOTUL300V
CBX1000サービスマニュアルオイルについて
MOTUL300V
MOTUL300V
MOTUL300V
MOTUL300V
CBX1000
CBX1000-ハザードボタンCBX1000とMOTUL300Vのパッケージ