CBX1000のオーナーになったら楽しみたいこと

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CBX1000
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CBX1000のオーナーになったら楽しみたいこと

私は中学生の時に何となくバイクの漫画を見て、
『CBX1000って凄いバイクなんだ…』
という風に思った記憶があります。
漫画というのは【疾風伝説 特攻の拓】(かぜでんせつぶっこみのたく)と読みます。
ヤンキー漫画の金字塔的な作品ですが、
私はやんきーだったというわけではございませんのであしからず。
漫画特有の誇張はありますがバイクの描写がすごい丁寧で、
面白い作品だとは思います。
CBX1000について印象的だった描写がダンガーニのマフラーと6連FCRでした。
ダンガーニのマフラーのことを【地獄のパイプオルガン】
と言っていましたがかっこよい表現だとは思います。
CB400fourのマフラーを参考に作成されているらしいのですが、
4気筒と6気筒ではマフラーの取り回しの迫力は確かに違います。
バイクに憧れるきっかけは、
漫画、近所のバイク屋さんに停めてあった、レースで活躍した、雑誌の特集、友達の兄貴が乗っていたetc
色々あるとは思いますがCBX1000はバイクが好きなら死ぬまでに1度は乗ってみたいバイクのひとつであるとは思います。
以前にも書いたことがありますが、メンテナンスのハードルが高いので何となくでは購入はしづらいバイクです。バイク屋さんがメンテナンスを引き受けてくれないケースが多いです。
通称、盆栽バイクとして倉庫に寝かせてあるというケースも多いと思います。
そんなCBX1000を購入したらぜひ楽しんでいただきたいことを書いていきたいと思います。
逆にマイナス面は非常に多くて、丁寧に書くとCBX1000の所有は避けたくなると思います。
旧車世代のバイクはCBX1000に限らず、メンテナンスのハードルが高いのは間違いございません。
今回は走行面を中心にCBX1000の特徴を書いていこうと思います。

走行レビュー!F1サウンドのエンジン音と独特の加速感をお楽しみください。以上です。

アイドリングや街乗りの低速走行では何とも思いませんが、
回転数を6000rpmあたりからの加速感と加速音は独特です。
トンネルに入ると長い直線が続きます。
そこそこ良いスピードで走ると周りの車やバイクには非常に迷惑なレベルで甲高い走行音になります。
低速でパワーがあるバイクではないので、楽しめるのは回転数を上げた時のスムーズな加速感です。
パワフルに加速をしていくというよりはなめらかに加速行くという感じです。
もちろん、そこそこの排気量があるので、パワーがないわけではないと思いますが、
独特な加速フィーリングに注目がいきます。
コーナーが遊べないなどということもありません。先入観で重そうなイメージがあるので、
峠などは苦手そうなイメージもあるかもしれませんが、バンク角もそこそこあるので、
峠道も楽しめます。CB-F系と車体特性は殆ど変わらないと思ってもよいです。
というのがCBX1000の走行に関するレビューでございます。
直線の加速感を楽しむバイクだと私は思います。
その他の要素は他のバイクでも楽しむことが出来ます。
むしろその他の要素については他のバイクでないと楽しめないかもしれません…。
以上でございます。

CBX1000オーナー同士の集い

CBX1000はオーナーズクラブがしっかりとしている様子です。
私は2023年現在では入会しておりませんがオーナーズクラブに入っているならではの年1回のお泊りミーティングとか非常に楽しそうです。
オーナーズクラブ以外でも現代ではSNSで全国的に情報交換したりも出来ます。
同じCBX1000に乗っている者同士でのやりとりも楽しい要素のひとつでございます。
ちなみにCB-F系のオーナー様と情報交換などで盛り上がることも多々ございます。

CBX1000オーナーになったらやりたいカスタムは吸排気

ノーマルライクな方には用事のない話ですが、バイクはカスタムしやすい乗り物です。
ノーマル仕様にも戻せる事前提でのカスタムの話です。
マフラーをチタン製に交換です。
購入した時点で社外マフラーでおおむねダンガーニのマフラーがついているケースがほとんどですが、
チタンマフラーをおすすめしたいです。
わけが分からないくらい軽くなります。軽くなる点と性能が上がります。
バイク買ったらマフラーは自分好みに交換したいと思うのは人情でございます。
そして次にハードルは随分あがりますが、FCRのインストールでございます。
CBX1000のエンジン特性を最大限に引き出してくれることは間違いございません。
CBX1000はエンジンにタイヤが2個ついているようなバイクです。
エンジンの性能を出来るだけ引き出せて、ルックスもカスタムした感があってきっと楽しいと思います。
電装系を変えたりブレーキを乾燥したりはほどほどに進めればよいと思います。
CBX1000で走り込むか、年に数回何となくのんびり旅をするかなど乗り方によって、
行いたいカスタムは変わりますが、CBX1000でしか楽しめないというカスタムだとは思います。

CBX1000のオーナーになったら楽しみたいこと【まとめ】

速いか?遅いか?と言ったらお世辞でも速くはないバイクです。
乗ってて面白いか?面白くないか?と言えば面白くはないと思います。
走行面で言えば楽しいのは直線での加速感くらいだと思います。
後年にツアラーとして再デビューするのも納得ではあります。
どちらかと言えば、日本で販売されていないとか、あまり他人が持っていないとかの所有感が優先するバイクであることは間違いございません。
はっきり言って走行面で楽しめる要素はあまりなさそうでした。
他のバイクでは味わうことが出来ない加速フィーリングという点がCBX1000の素晴らしいところだと思います。
オーナーになったその後には曲がらないや止まらないという点で悩まされると思います。
そこをお金の力で乗り切れるか、早々と別のバイクを購入して走行面でCBX1000を楽しむことを諦めるかは、
ガレージのスペース次第かなとは思います。
曲がると止まるを意識したり、ライディングポジションを意識して乗りやすい状態にすると、
ノーマルほどストレスのあるバイクではなくなります。
通常は周りにCBX1000に乗っているライダーはいないので、
どうやったら走りやすくなるか?などの情報は少ないです。
一例ですが、CBX1000は加速感があるバイクですが、ノーマルではブレーキが効かない部類なので、
ブレーキの効きを良くするだけでも走行が楽しみやすくなります。
こうやって文章に書いているとあまり良いところはないようなバイクに思えてしまいます。
情報が少ないバイクなので、ウィークポイントが目立ってしまいますが、
ポイントを抑えて走れるようにすれば盆栽にならずにメインのバイクとして頻繁に乗ることも出来ます。
CBX1000は普通に走ろうと思っても少々気合がいるバイクです。
トラブルがあれば頑張れば直せますし、メンテナンスも自分でやればバイク屋さんに頼らなくても済みます。
これから、CBX1000のオーナーになってみようと思われる方の参考になればよいなと思います。
それでは、シーユーアゲイン!

CBX1000写真ギャラリー

カウルがついていないネイキッドバージョンの写真を過去投稿から抜粋して掲載します。
ちなみにノーマルキャブの状態での写真はありません。
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