初心者向け-バイクを洗おう!24/06/05
バイクの洗い方は人それぞれな所があると思います。
洗車をしましたので解説をしながらブログ投稿をしていきます。
前提として普段から清掃をしている状態のバイクが対象です。
細かな所を繊細に行う洗車ではなくて普通に行う洗車です。
定期的に走行を楽しむバイクを対象としています。
洗うだけなら30分~1時間位目途になると思います。
金属無垢のパーツを磨いたりすると時間は無限に必要になります。
洗車の心得としては、次に走ったらまた汚れるという事です。
おおむね目立つ部分を小綺麗にしてグリスアップもほどほどに行います。
初心者向けなので出来るだけ写真を沢山混ぜながら進めます。
バイクの普及も目的としていますので質問があればメールなどでもお応えします。
準備物
@ケミカル
・バリアスコート(必須)
・固形ワックス
・パーツクリーナー(必須)
・シリコングリス(ツヤ出し)(必須)
・タイヤコート(必須)
@ウエス類
・新聞紙等(必須)
・水洗い用の雑巾(必須)
・ペーパーウエス(これだけで下記は不要かも)
・汚れもの用の雑巾(ウエスで代用可)
・吹上げ用の雑巾(ウエスで代用可)
・ワックス用の雑巾(ウエスで代用可)
・バリアスコート用の雑巾(ウエスで代用可)
@洗車が好きな人は必須
・メタルポリッシュ
・クロームポリッシュ
・割り箸
・チェーングリス
・鍵穴用の潤滑スプレー
ホームセンターですぐに手に入らなそうな商品のリンク
今回のお話で購入しておいた方が良い物を先にリンク張っておきます。
その他はホームセンターやカー用品店で購入出来ます。
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準備物の備考
バイク用のケミカル類は上記全てをコンパクトにまとめるとカバン一つ程度です。
こういった物は買い始めるとキリがありません。
清掃とグリスアップは車検の際にバイク屋さんにお願いをしても良いと思います。
まずは気になる油汚れを除去します。
ペーパーウエスと新聞紙とパーツクリーナーを使って、
ホイールやチェーンの油汚れを中心に清掃します。
新聞紙でなくても良いのですがパーツクリーナーやグリスが付いた塊を地面にバラまかない為の養生が必要です。
基本的に油汚れは残っていてもよいです。
見た目がよくないだけで走行に支障があるわけではありません。
完璧に油汚れの除去をすると分解を含めたりする必要がありバイクに乗れなくなってしまいます。
チェーンの清掃は3か月に1度しか行わないなど徹底しておくのもありです。
私はチェーンの清掃は毎回軽めに行います。
次に水洗いです。
水洗いを嫌う人もいます。
水洗いと言っても水を掛けながら洗うというよりは濡れ雑巾で走行中に付いた昆虫や
泥を払うという程度です。
私は直接ホースから水をかけたりはしません。
準備物に書いてはいませんがカーシャンプーか中性洗剤を使って洗ってもよいです。
基本的には濡れ雑巾で拭いてバイクが綺麗になったら8割がた作業は終わりです。
ここまでで油汚れや塗装面などについたホコリや汚れはほとんど落ちているはずです。
ここでいったん終了!コートとグリスアップ!
基本的にバイクの全てをバリアスコートでコーティングしても良い出のは無いかと私は考えています。こういった物は適材適所でケミカルを選定しないと費用倒れになってしまいます。
要するにバリアスコートで全部を行うのは簡単だけどオーバークオリティになったりします。
持続効果も専用品よりは短いかもしれません。
私はエンジン以外の塗装してある面はバリアスコートを塗布します。
フロントフォークやメッキ類には固形ワックスを使います。
無垢の樹脂面にはタイヤコートを使います
エンジンなどにはうっすらとシリコンスプレーを拭きます。
鍵穴用のスプレーはごくたまにでよいです。
鍵穴のメンテナンスはやり過ぎるとグリスがゴミを巻き込んで逆効果になる事があります。
ケミカルの選択は要注意です。
車体に使うグリスはシリコン系のグリスを使っておけば間違いはありません。
理由はプラスチックや樹脂にダメージが低いからです。
なにも付けない事も紫外線等に直接当たって良くないような気もします。
こういったケミカル類の仕様は個人の主観がありますので色々とご自身で調べて使用してください。
チェーンのグリスアップ
チェーンのグリスアップは必要か不要かなど議論になる事があります。
チェーンとスプロケは凄い遠心力にさらされるから吹き飛ぶので不要という意見もあります。
それでもバイクのチェーンはベタベタしています。
専用の吹き飛びにくいチェーングリスをスプロケに薄く塗るという感覚でいればよいです。
スプロケに関しては管轄油という気持ちでよいです。
チェーンに対してはサビ防止という考え方をすればよいのではないかなと思います。
小難しく考えると清掃出来ませんので古いグリスを除去して新しいグリスを超雑にスプロケに塗布するという程度でよいです。
塗り方的にはスプロケの歯の部分かチェーンの内周部に吹き付けてウエスで拭き取ればOKです。
この時にしっかりとグリスを拭き取っても構いません。パーツクリーナーなどを使わない限りグリスは残ります。
樹脂と金属保護のケミカル
塗装やゴムや樹脂は基本的に何かしらでコーティングしていて空気に触れないようにしておけば劣化しません。直射日光や温度での収縮もありますがここでは割愛します。
①鍵用にドライ系のケミカルを使用。
②金属素地には低粘度のシリコンスプレーを使用。
③クロームメッキにはマザーズのクロームポリッシュを使用。
④樹脂の素地にはワコーズのタイヤコートやシリコン系スプレーを使用。
①については粘度の低いグリスを使ったり各人のやり方があると思います。
グリスを注入した後にパーツクリーナーなどで清掃をするなどが必要です。
②はアルミ素地のパーツに軽めに吹きつけておきます。ホコリなどを抱き込んでしまいますのでほどほどにしておいてください。
③クロームメッキ系はワックスなどでもよいのですが専用のケミカルを使うと光沢が一段階違います。
④タイヤコート系のケミカルはゴムにも使用できるので樹脂にも使用できます。シリコンスプレーの代わりに使ってもよいですがコストが高いので使う場所は限定した方がよいです。
絶対に使ってはいけないケミカルはキャブクリーナー
キャブクリーナーと書いてある商品は絶対に清掃に使用しないでください。
樹脂やゴムが接触すると溶けてしまいます。
使用方法も少々特別な感じです。簡易的な清掃に使う事はまずありません。
ゴムやプラスチック樹脂に不向きなケミカルは強い洗浄力の物は要注意です。
清掃中に気にする事-各部オイルとボルトの脱落
基本的には全部チェックする必要があります。
全部やると12か月点検と同じになってしまいます。
やり出すとキリがないのでここだけはチェックという項目を書きます。
①ブレーキフールドの量のチェック
②タイヤ廻りのボルトの緩みのチェック
③ケーブルの緩みのチェック
④タイヤの空気圧を次の給油の時に意識する
⑤フロントフォークとリヤサスのオイル漏れのチェック
本当はカプラーの焦げやバッテリーの液量などもチェックするべきですが、
習慣としてタイヤ廻りのチェックだけは必ず行うようにしてください。
ブレーキパッドについてはブレーキフールドの量が減っていたらパッドが減っているの症状を発見出来ます。目的は症状を発見して補充が必要なら補充する事です。自分自身で判定出来ない事はお近くのバイク屋さんに相談してください。
金属素地の清掃は無限の時間が必要です。
金属を磨き上げる作業をポリッシュなどと言います。
これは金属の素地を磨いて鏡のような光沢を出す作業です。
バイクは部分的に金属素地が使用されている事もあります。
そういった部分を磨き上げる作業を最後に行います。
この作業は永遠に終わりません。
自分がここまでと納得したら終了となります。
初心者向け-バイクを洗おう!24/06/05【まとめ】
最後に試走をしてガソリンを入れるついでに空気圧をチェックして終了となります。
他にもスロットルワイヤーの調整やクラッチケーブルのグリスアップやブレーキランプやホーンの作動などやり出せばキリがありません。
細やかな点検をしても分解をしないような作業であれば朝から夕方までで十分に終わります。
分解を含めて作業をする場合はしっかりと予定を経てて行ってください。
Oリングや特殊形状のパッキンが含まれたりすると走行不可になる事もあります。
私は普段から走行する事をメインに清掃や分解を行っています。
大がかりな分解を含むメンテナンスについてはレンタルピットで長時間不動車を保管できる状態にして行っています。
12か月点検系のメンテナンスは別の投稿で書こうかなと思います。
今回はこれ位で終わりにしたいと思います。
また、派手に分解するようなことがあればブログ投稿を行います。
それではシーユーアゲイン!
気になるアイテム
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ケミカル
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