FCR-セッティングシート-Googleスプレッドシート

CBX1000FCR
CBX1000FCR
この記事は約6分で読めます。

FCR-セッティングシート

皆様FCRの過去の履歴ってどのように管理されていますか?
専用のアプリだったり、ノートだったり、記憶の中だけで管理されていたりと様々だと思います。
私はFCRを触り始めた一番最初から履歴を取っています。
履歴を取っていると言っても部分的に履歴を取っていなかったりもする部分はあります。
ほんのちょっとスクリューを触る程度は取っていない場合もありますけど、
試走が絡むと概ね履歴は記載しています。
過去にどんな事をしたかなどを含めて、思い出す材料になったりはします。
油面が低いやバキュームゲージの針が校正出来ていなかったりと、セッティング前の準備が出来ていない場合もあってマシンコンディションが過去と現在で根本的に意味がなくなってしまう場合もありますけど、少なくともいつか参考になることはあるとは思います。
メモでセッティングをするわけではないので、本人の知識量が増せば、それに越したことはありません。

セッティングシートは何を使ってる?

私は
Googleスプレッドシート
というクラウドのアプリを使っています。
スマホでも操作出来ますしエクセル感覚でクラウドでも操作出来ます。
弱点はバッテリー切れをすると何も出来なくなるということですけど、
対策としては充電器やモバイルバッテリーを持ち歩いています。
紙とペンを紛失するリスクよりは低いのかなと思っています。
車輌の写真は1記事に1つは載せたいと思っていますのでご了承をお願いいたします。

FCR-初心者向け①-セッティングシート

このブログ投稿の内容自体が初心者向けというか、初心者とベテランさんが大きく差が着く事だと思います。セッティングシートの書き出すべき項目はマニュアルに記載があります。
自分なりに書き出す項目を追加するのもありだと思いますし、マニュアルで指定されている項目を
全て書き出す必要もないと思います。少なくともセッティングシート書いていないベテランさんよりはセッティングシートを記載して過去の履歴を保存している初心者のライダーさんが、
セッティングシートを記載する能力に関しては上になると思います。
書くことによって新たな気付きなども必ずありますから、初心者こそしっかりと履歴を残して
おくべきだと思っています。セッティングシートがあるとベテランさんに質問したりすのも必ず役に立ちます。

プロのセッティングと素人が履歴を取る事について

今まで、何人かのプロにセッティングをお願いした事はあります。
ネットなどで広くしられているレベルのプロに頼んだことはありません。
少し、詳しい方や待ちのバイク屋さんやレースなどもされているカスタムショップなどに頼んだことはあります。
どの程度のセッティングをするかにもよると思いますけど、
FCRはABテストの繰り返しだと思います。
ダイノジェットでセッティングを出す場合も過去に似たような車輌でのセッティングの経験があって、その車輌と比較したりはしていると思います。
良いと思ったセッティングでも、何かと比べなければ、それが本当に良いのか?悪いのか?
は分かりえません。もちろん、温度や湿度など環境の状況があるので、答えはひとつではありません。FCRって雑にセッティングしても動くし走れるし、何かを触ったら、変化がある場合が多いです。という理由から、ショップによっては、MJなどを濃い目にセッティングして、
スクリューを調整して、クリップ段数を調整してお客様に渡すというパターンも多いと思います。
過去の何回も突き詰めて調べた車輌の履歴は参考にしているケースもあると思います。
1日や短時間で納車されるセッティングは油面を均一にしてPSのスクリューを触って、ASのスクリューを触って、クリップを触って、MJをちょい濃いめだと思う番手にして、スロットル開度1/2から3/4程度までざっくり吹け上がるのを確認して走れればよいかなという程度だと思います。ダイノジェットをもっているショップだと最高速のパワー測定まではしてくれると思います。
程度と書いてしまいましたけど、文章で見直すとけっこうやる事は多いですね。申し訳ございません。
上記の内容でかなり調子よく走れるので簡単と言えば簡単かもしれません。そして1年中走れると思います。
ここからが、プロとサンデーメカニックの違いです。
プロは一つの個体に対してずっと時間を使う事が出来ません。
ですから比較という作業が出来ません。比較という作業が出来るのはその個体、そのバイクを
普段乗っているライダーだけです。プロに頼むと100点に近い数字は出してくれると
思いますけど、100点を出せるのはオーナーさまだけです。
比較という話でした。
プロに頼むとショップの方針の違いによって上記の内容を高いレベルでしてくれるか、低いレベルでしてくれるかに分かれます。新品のFCRを取り付けてからのセッティングでメジャーな車輌のセッティングだとざっくり1日で終わると思います。1日以上でセッティングをする場合は、
測定に時間がかかる項目があると思われます。
突き詰めるセッティングはプロには出来ないので、自分でFCRを触ってみたいという方は
とりあえずエンジンがかかって走れる状態までのセッティングを安価でお願いするだけの方が
いいかもしれません。お金を払うから触り方だけでも教えてと言えば教えてくれるショップも
あると思います。
自分で少しはキャブの事が分からないと高いお金を払ってもそれが正しいのか?悪いのか?
は判定する事は出来ないと思います。
ちなみにプロは高いレベルで納品はしてくれます。症状を伝えると高確率で的確なアドバイスもしてくれます。しかし、履歴やほんのちょっとの改修はプロには出来ません。だって、普段乗ってないから。

FCR-セッティングシート【まとめ】

履歴を取る大切さと履歴を取る方法についてざっくりと伝わったでしょうか?
一番最初はプロショップでFCRを装着してもらう事がほとんどだと思います。
その時にセッティングをどのようにしているかは紙で貰ってください。
必ずくれると思います。
FCRはエンジンさえかかれば、ASとMJを極端に薄くしなければ、走れます。
ここで、少し懸念事項があります。ASやPSについて各気筒ごとにバラバラでセッティングされているケースもあります。エンジン音や回転数を見てセッティングされていると思います。
そういった場合は具体的にやり方をショップの方に聞いて30分程度でよいので、目の前で講習してもらった方がよいです。ASだけでよいです。スクリューを全気筒同じにそろえている場合は自分でいきなり触っても問題や不安は無いと思います。自分でASを触るのが難しい場合はASの戻し位置を4気筒すべて揃えても問題はありません。ASについてはクラッチミートから発進のごく低開度でパワー感があるかないかで私はみています。PSを触ってもそのあたりのスロットル開度だと調整は出来るでしょうけど、現在はPSの戻しは1.00分から1.15分のどちらかにするようにしています。
ちなみに私の場合ですが、ASについてCBX1000は各気筒バラバラではなく、6気筒全て、同じスクリューの戻しにしています。ASの戻しもPSの戻しも各気筒ごとにバラバラにしても変化が分かりにくいです。
ガソリンの吹き返しなどを見ると、1番と6番は変化させてみても良いも良いかもしれません。、
現在の私では各気筒ごとのセッティングの違いを見出すことは出来ていません。
マシンセッティングにも問題はあるかもしれません。
CBX1000は他の個体と比べるのが難しいので、地域によっては全て手探りでセッティングする必要があるかもしれません。新たに分かった事があれば、また記載をしようと思います。
それではよFCRライフを!
シーユーアゲイン!
タイトルとURLをコピーしました