パッドのブランドチェンジはブレーキの効きが格段に向上-デイトナ赤パッドは普通かな…

ブレンボCNC40mmレーシングキャリパーハードアノダイズド
CBX1000メンテナンス
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パッドのブランドチェンジはブレーキの効きが格段に向上-デイトナ赤パッドは普通かな…

デイトナ赤パッドに交換したらブレーキの効きが格段に向上しました…
と言う話ではありません。
デイトナの赤パッドに交換した事でブレンボのオーガニックブレーキパッドの性能が非常によく分かりましたというお話です。
私のCBX1000はブレンボの4potアキシャルにしております。
以前はノーマルキャリパーからブレンボキャリパーに変更した事でブレーキの効きが良くなったように思っていた節があります。
以前からパッドで効きが変わるのは知っていました。
キャリパー変更で性能があがったのか?
ブレンボ製のパッドに変更したから性能があがったのか?
特に検証をしていませんでした。
今回検証も兼ねてデイトナの赤パッドを導入しました。
結果を書きます。

『驚くほど性能が下がりました。』

ブレンボ製と比べて性能が下がったという意味です。
ノーマル時と比べると同程度かなという印象です。
価格の違いがはっきりとブレーキの効きに現れるという印象です。
そういった点を踏まえてレビューや私見を書いていきます。
対象はフロントブレーキです。
それではレッツスターティン!

CBX1000の状況

ブレーキ周りは換装しています。
ラジアルキャリパーが台頭してくる前程度の装備です。
通常手に入る範囲で特殊な装備はありません。

CBX1000の装備

・ブレーキキャリパー
Brembo CNC アキシャル 4pot ハードアノダイズド チタンピストン

・ブレーキライン
SWAGE-LINEのステンメッシュホース

・ブレーキマスター
Brembo コルサコルタ

・ブレーキパッド(タイトルはアマゾンから抜粋しています。)
Brembo(ブレンボ) ブレーキパッド 1ピン 4P Axial CNC(削り出し)キャリパー 40mmピッチ用 107.4426.50

デイトナ(Daytona) バイク用 ブレーキパッド 赤パッド(セミメタルパッド) 916ストラーダ(94-98) 900SS(91-97) など フロント用 79847 通しNo:63

制動力をあげるならパッドのブランドチェンジが1番先です。

赤パッドを導入して1番良かった事はパッドの変更でここまで制動力が変わるのかと実感出来た事です。ブレンボのオーガニックブレーキパッドの良さがよく分かりました。
ブレーキは制動力だけが全てではありません。
重量やタッチや放熱性など色々な要素が絡みます。
単純に制動力だけで考えるならパッドのブランドチェンジが1番効果があります。

デイトナ赤パッドのレビュー

パッドが赤く塗られていてカッコ良いです。
ノーマルのブレーキパッドから交換する時になんとなく換装してもよいのではないかなと思います。
制動力はノーマル
と比較しても車種によっては驚きの性能を発揮するかもしれませんが、
私のCBX1000の場合はいまひとつの印象でした。
社外品のブレーキパッドで歴史あるパーツなので、そこそこ性能は上がっているはずです。
価格も安い部類なので、ブレーキ性能を極端にあげたい場合を除いて試してみる価値はあります。
セミメタルのパッドなのでブレーキディスクに対して攻撃性があったり、鳴きが有ったりするケースもあるかもしれません。
私はブレーキの性能を上げたいと考えているので、今回を最後にCBX1000に赤パッドを使う事はないです。

ブレンボのオーガニックブレーキパッド

黒でオーガニック性の有機素材かセミメタルです。
赤でシンタードです。金属素材を焼き固めたパッドでディスクへの攻撃性は多少有り。
金でシンタードです。レース走行向けです。
ストリートユーザーならばディスクへの攻撃性の低いオーガニック性を選ぶ方が多いかなと思われます。
価格ではオーガニックでデイトナの赤パッドの2倍程度します。

ブレンボ-黒パッド

黒パッドと言ってよいのかは判断しづらいですが、裏板が黒のパッドは2種類ありますので、
ご注意ください。ディスクに気をとても遣うならオーガニックを使用してください。
やや気にするという程度ならセミメタルをご使用ください。
ブレーキディスクも消耗品です。いつか交換する時期がくるのでパッドからの攻撃性を気にしないという考え方も有だとは思います。
品番裏板色素材備考
107.4426.45標準コンパウンド(セミメタル系/OEM用途)街乗り・ツーリング、コントローラブル
107.4426.50オーガニック/カーボンセラミック系マイルドでローターに優しい

ブレンボ製キャリパーに変更するメリットとデメリット

パッドの事を中心に簡単に書いていきます。

メリット

ブレーキパッドの選択肢が格段に増えます。
実はかなり重要な事です。
異径の4potになるのでディスクを抑える力が均等にかかりやすくなります。

デメリット

高い物を買えば費用がかかります。
これは当然です。
重量が増します。
もしも、片押しの1potを使用されているのであれば無理にブレンボキャリパーに換装しない方が良い場合もあります。
高速度域で走るバイクであれば換装は視野に入れた方がよいですが、
低速走行が多いバイクであれば無意味な重量増になることもあります。

ブレーキの効きが格段に向上-デイトナ赤パッドを試した話のレビュー

ブレーキパッドについて自分自身が身に染みてよく分かった事が2つあります。

・ブレーキの制動力はパッドで決まるという事
・価格と性能は直結するという事

ブレーキキャリパーを換装したからブレーキ性能があがったと思っていました。
どうやら、ブレーキパッドによる所が大きい様子です。
旧車などで雰囲気を壊したくないけど、ブレーキの制動力が気になっている方は、
ぜひともブレーキパッドのブランドチェンジを試してみてください。
というわけで今回のブログ投稿は終了いたします。
シーユーアゲイン!

CBX1000写真ギャラリー

赤パッドはパッと見た時にちらりと赤い部分がカッコ良いです。
しかし、性能面で私の要件を満たしていないので今回でお別れとなります。
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