CBX1000のハンドルを交換したらハンドルストッパーを導入する

ハンドルストッパーメンテナンス
CBX1000メンテナンスライダー&その他
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CBX1000のハンドルを交換したらハンドルストッパーを導入する

CBX1000に限らず全てのバイクに共通のお話でございます。
スポーツ走行をする時にはセパハンにしたりハンドルを低目のタイプに交換される方が多いと思います。
むしろ、ハンドルやステップなどのポジション選びはバイクの特性上やらなければならないカスタムのひとつです。
私のCBX1000はハンドルがCB1100Fになっています。フロント周り一式を移植しているので、
当然ハンドルもCB1100Fが装着されています。
CBX1000の前期型、いわゆるカウルがないツインショックのモデルはフロントフォークの太さが35パイです。
それを39パイの太めのフロントフォークを装着するというのがCB-F系のベターなカスタムのひとつです。
もちろんCBX1000についても当てはまります。
CB-F系のフロントフォークはTRACことアンチノーズダイブが搭載されています。
CBX1000後期型、型式SC06のフロントフォークはTRACが搭載されていません。
好みにもよりますけど、TRACは2022年の現代は廃れている機能です。
手に入るならCBX1000後期型のフロントフォークを取り付ける事がベターかもしれません。
割と高値で取引されているので手に入れる方が難しいかもしれません。
流用系のカスタムは安価で質の良いフロントフォークが手に入らないなら、
費用面や性能面からもあまりやるべきではないカスタムでございます。
素直に社外品のフロントフォークを導入したほうが幸せになれるとは思います。
話が少し脱線気味になりましたが、ここで少し重要なことがあります。
CBX1000のハンドルは通称ロボハンと言われるセパレートタイプのハンドルです。
純正ライクなハンドル周りにするなら必ずセパハンになります。
ハンドルストッパーのお話になると低目のセパハンに交換した時は必須のお話です。
どちらにしてもハンドルを交換したら要確認の項目でございます。
今回は文章ベースになりますけど、知らない方は読んで損はない項目でございます。
それではレッツスターティン!

バイクはハンドルの切れ角があります。

意識しているかいないかで、随分とバイクの取り回しが変わります。
走行中にバイクのハンドルを切ることはUターンやコンビニ入る時など低速走行時以外はほぼないと思います。
バイクの押し引きをしている時にハンドルが止まる位置があります。
これがハンドル切れ角です。体重をかけながら押し引きをするので、適した位置で止まらないと押し引きがやりづらいです。低いハンドルの場合だと指を挟み込んでしまったりします。
最悪のケースはタンクにハンドルのスイッチ類があたってタンクにエクボが出来てしまいます。
という理由でハンドルを交換したらハンドルストッパーの調整が必要になるケースがございます。
ちなみに調整というよりは加工やアフターパーツが必要になる項目です。
メーカー出荷時に調整出来るような機構を組み込んでおいて貰えればなと思う項目でございます。

ハンドルストッパーの調整は2通り

①フレーム又はトリプルツリーのアンダーにボルトを取り付ける加工をする。
②アフターパーツで対応。
概ね上記の2通りでハンドルの切れ角が調整出来ます。写真付きで解説しているウェブサイトもございますので、別途検索してみてください。

バイク ハンドル切れ角

ハンドルストッパー

で検索すれば、先人達のレポートが閲覧出来ると思います。または商品が見つかると思います。
①はあまりやりたくはない項目です。
おおむね②でなんとかしたほうがよいです。他車種流用でもアフターパーツを使って取り付けたほうが、
私は良いとは思います。
私のCBX1000の場合は②です。
個人ビルダーの方が出品されているCB-F系用のハンドルストッパーをヤフオクで購入して使用しています。

ハンドルロックは車検必須です。

バイクのハンドルロックは車検時必須です。ハンドルの切れ角を調整する事によってハンドルロックが使用不可になることがありますのでご注意ください。ちなみにハンドルロックが使えないバイクは鍵付きのロックを携帯していれば車検通過は可能でございます。

ジムカーナなどの競技としてハンドル切れ角の調整

もうひとつ、ハンドル切れ角の調整が必須なケースとして競技やパフォーマンスをする場合にハンドル切れ角を調整する場合があります。特にジムカーナの場合はハンドルをフルロックさせる瞬間が多々ございます。
タイムに確実に影響する項目なので調整必須でございます。

CBX1000のハンドルを交換したらハンドルストッパーを導入する【まとめ】

バイクはライダーも走る為に必要なパーツのひとつです。ハンドルの位置、ステップの位置、車高、車体の前後の傾きを可能な範囲で調整すべきでございます。
もちろん、スタイルや用途や予算もあるので絶対とは言えませんが、少なくともハンドル交換はハードルが低目のカスタムなので、交換されているオーナー様も多々いらっしゃると思います。
用途に応じてポジション変更をして頂ければと思います。
カスタムもバイクの魅力の一つです。ハンドル交換は手頃なカスタムのひとつでございます。
ハンドル交換をされた際にはハンドルの切れ角について少々意識して頂くと不要なトラブルにも出くわさないと思います。
それでは皆様も楽しいDIYライフをお過ごしくださいませ!
シーユーアゲイン!

※下部に関連写真を掲載しています。

ハンドルストッパーの関連写真

分解や作業写真について詳細がなかったのですが、ざっくりと関連がありそうな写真を掲載しておきます。
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