FCR-ラムエアでのセッティング
FCRのセッティングをしていると必ずぶち当たる問題、ラムエアやファンネルの特性。
付けた方が良いのか?つけなくてもよいのか?
メリットやデメリットは?今回はそんな疑問に普段からラムエアフィルタを使っているライダーとしてコメントをいたします。正解ではないと思いますけど、一つの意見や考え方として信憑性はあると思います。個人の主観で書いています。間違いなどもあるかもしれませんので自己責任でお読みください。
気になる事だと思いますので早目にラムエアの有無でのセッティングに関しての結論を書きます。
私の結論としてはラムエアの有無で変化無しです。
マシンの特性や排気量も関係あるかもしれませんが、CBX1000においては変化無しです。
私はエンジン保護の観点からASのセッティング時以外はラムエアを装着しております。
その他の事については説明しながらゆっくりと書いていきます。
全開域でパワーに影響があるのかも?
エアクリーナーを取り外したり、原付クラスでパワーフィルター仕様にしたりすると、
吹け上がりやパワー感は体感出来るほどに上がります。
大排気量やマシンの特性などで体感出来ない可能性はあります。
少なくとも全開域で1馬力以上は変化あるのかなと思っています。
全開域で数馬力あがっても大排気量のバイクでは分かりにくいと思います。
3年使用のラムエアフィルター
ラムエアフィルターは清掃した状態です。3年は軽く使っている状態です。
ラムエア3年使用
ラムエア3年使用
CBX1000-FCR-加速ポンプ
ラムエアフィルター
ラムエアを付けるとセッティングを変更すべきか?
私はラムエアの有無でセッティングを変更していません。
私のCBX1000はラムエアの有無でセッティングを変更していません。
大事な事なので、2回書きました。
付けていても付けていなくても変化を体感できません。
何か違うような気もしますけど、それが良い方向で違うのか?悪い方向で違うのか?
それとも気のせいか?判定出来ない程度の違いがあるかもしれない程度です。
結果として私のCBX1000はほとんどの場合でラムエアを装着しています。
目には見えませんが、ほこりがエンジンの中に混入しない点だけは間違いがないと思います。
フィルターオイルをつけるとセッティングの変更は必要か?
ラムエアにフィルターオイルをつけて走行に変化があるか?
私は特に変化は感じる事が出来ません。
変化を感じる事が出来ないのでフィルターオイルはラムエアに染み込ませています。
たっぷりと言うレベルで染み込ませています。
フィルターオイルで違いがあるか?
違いは感じる事が出来ませんでした。
・ラムエア純正
・ワコーズ
・K&N
それぞれ試しましたけど、違いは感じられません。
という結果からフィルターオイルは塗布してラムエアフィルターを使用しております。
フィルターオイルの効果
①集塵効果
②雨天の対策
③火災の対策
④劣化対策-ラムエアの寿命が延びる
順に解説していきます。
①集塵効果
についてはその通りでデメリットもオイル塗布の手間がある程度です。
②雨天の対策
については確かに水を弾いています。わざと水をかけて実験をしたり、
極端な雨天時には走行をしていません。しかし、私のCBX1000の場合は小雨程度で走行不能になったことはございません。
③火災の対策
についてはフィルターオイルを塗布する最大の目的だと思います。
絶対ではないけど高いレベルで防炎効果があるのではないかと思います。
塗布の方法や最後に塗布をしてからの期間、環境などに左右されるケースが
あるので、絶対に大丈夫と言う風にメーカーは言えないのだと思います。
おおむね①から③はよく見られる効果だと思います。
④劣化対策-ラムエアの寿命が延びる
について最近比較する機会がありましたので、記載しておきます。
カブでガレージ保管の車輌でラムエア使用歴1年、フィルターオイル無し。
ラムエアが粉のようになって朽ちていました。
CBX1000でガレージ保管のラムエア使用歴3年、フィルターオイル有。
ラムエアは現役です。
使い方や保管状況、車輌の特性にもよると思いますけど、
フィルターオイルの有無で判定してもよいと思います。
私のCBX1000もフィルターオイル無しでの使用は、短期間でラムエアフィルターが
粉のようになって朽ちていった覚えがあります。
ラムエアフィルターデメリット
太ももにフィルターオイルが付着するという点が分かりやすいと思います。
その他にもフィルターが燃えてしまう事があるので注意が必要です。
ガソリンの吹き返しにバックファイヤーで火が付くなどは気にする必要があります。
考え方や程度によりますけど、かなりセッティングがずれている状態やオーバーフロー
する寸前だった場合など、いくつかの不幸が重なって起きる物だとは思います。
楽観視するべきではありませんが、セッティングが決まっていない、FCRの調子が悪いなどの時は
注意が必要です。セッティングが決まるまでの短期間はファンネル仕様にしておくのもありかもしれません。私はASを連続して長時間触る時はファンネル仕様で走行しております。
FCR-初心者向け-フィルターはつけよう!
FCRは購入してショップに着けてもらったりしたまま納車されたら、すぐに何かしらのフィルターは
付けるべきだと思います。新品の赤いファンネルの直キャブはカッコよくも無いし、
無知の証拠だと思います。少なくとも自分で1度でもFCRを着脱して自分なりに清掃をした事が
ある人は直キャブで乗ろうとはまず思いません。例外としてエンジンをお気軽に分解する、
スーパーな人は直キャブでブイブイ走っています。例外その2としてはバイクが壊れても、
お金ですぐに対応が出来るような方は直キャブ仕様です。
例外のライダーさまはなかなかお目にかかる事はございません。
例外その2のお金持ちさまと仲良くなれる機会があれば嬉しいなといつも思っています。
FCR-ラムエアでのセッティング【まとめ】
試走でしか分からない事は有ります。逆に試走では分からない事もあると思います。
今回のラムエアの有無が試走では分からない違いだと思います。
ダイノジェットに乗せて測定して分かるような物だと私は思い込んでいます。
10代の頃に原付でエアクリーナーボックスを取り外したり、直キャブ仕様にしたりして、
体感できるほどパワーがあがった覚えがあります。少なくともラムエアを取り外す事に
よって体感が難しい領域でパワーは上がるのだろうなと思っています。
レースシーンでラムエアを取り外す理由は体感できない部分で馬力があがったりしているのかなと、私は思っています。
ラムエアやエンジン保護の対策は時間がたっぷりとあって、バイクのメンテナンスだけを専門にしているプロでラムエア等は無しにすることは出来ると思います。しかし、エンジンを簡単にばらすことが出来ない素人はエンジンを保護するような施策はするべきです。
一度自分でラムエアフィルターを清掃してみると汚さに驚く事は間違いありません。
私なりにラムエアの有無について記載しました。
メリットデメリットも含めてエンジン保護について考えていただければなと思います。
それでは、よいFCRライフをお過ごしください。
シーユーアゲイン!
気になるアイテム
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