BITOコンプリートCBX1000に試乗-自分のバイクと比較する事は超重要

第11回BITO-JBPOWERミーティング-試乗CBX1000 CBX1000
CBX1000ツーリングライダー&その他
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BITOコンプリートCBX1000に試乗-自分のバイクと比較する事は超重要

BITO第11回JB-POWERミーティングにてCBX1000のコンプリートマシンに試乗出来ると聞きつけて行ってきました。ずっと他のCBX1000と自分のCBX1000を比較したかったので行かずにはいられませんでした。
しかし、広島市から兵庫の日本海側までの道のりは長かった…
行きと帰りでダラダラと走っていたのですが、高速道路が工事通行止めだったり、道を間違えたりも含めて10時間位は移動に使っております。ノートラブルだと東北まで行けてしまいます。
私はロングツーリングをするタイプではありません。
今後は装備や予定の立て方などは改善する必要があると思い知らされてしまいました。
話は脱線しましたので本題に戻します。
CBX1000についてですが、ショップも含めて私自身の近くに比較出来るような車輌がありません。
比較しないと自分のバイクの調子が分かりません。
試乗についてはごく狭いコースを乗るだけでしたので感じ取れたことは限界があります。
というわけで、実際に比較した感想を書いていきます。
レッツスターティン!

CBX1000は本当は軽いバイクか?

またがっただけの感想ですが、普通に乗れます。跨がれます。大きくは感じません。
この時点で自分のCBX1000は車高を上げたりハンドルが遠くなっていたりを忘れています。
バイクをサイドスタンドから起こす瞬間についても簡単です。
大型バイクでもカスタムすれば、足つきが良くなったり軽くなったりするのだなと思いました。
私のCBX1000は乗りにくいバイクなのだなと再認識いたしました。
これからCBX1000の購入を希望されている方はCBX1000は重いバイクでは無いという認識でよいと思います。重いと感じたらお金の力でアフターパーツを買い漁ると軽くなります。
どうやっても軽い感じのバイクにならないバイクもあります。
少なくともCBX1000は軽いバイクになります。
バイクが重いことはメリットではありません。
私は重いバイクに乗っていますけど重い事について我慢して乗っています。

エンジンのパワー感

エンジンの仕様についてはBITO製は圧縮比も上がっておりますし、パワー感は全然違いました。
ボアアップしたいなど思わせてくれます…
特に下回りのスカスカした感じが無いです。
ベースのエンジンはららら仕様であればCB-1ですがBITO仕様はSC-03です。
私のCBX1000も下回りにパワー感が無い状態を避けるように気にしてセッティングをしておりますが、全く別物です。
FCRを同様に装着している車輌同士の比較となるのですが、回した時のレスポンスなどは近しい感じがありましたが全体的なパワー感で言えばBITO製の方が遥かに上です。
スロットルはナローとハイスロで感覚は全然違います。

曲がる、止まる

曲がる、止まるについてもフィーリングが断然違いました。
足回りの特性が違うと言った方が良いかもしれません。どちらが乗りやすいバイクかと言えば当然BITO仕様でございます。ららら仕様のCBX1000が曲がらない止まらないという事はないのですが、
BITO仕様はストレスなく曲がる止まるが実現されているような気がしました。
BITO製のパーツを使うとここまで変化するのかと分からせてもらいました。

プロの造ったバイクはここが違う

配線の取り回しやパーツ一つ一つの取り付け方や加工の精度が全違います。
配線がすっきりしてして無駄な部分ほとんどない状態だと思われます。
塗装やボルト一つ一つも私のような人間に写真撮影されて比較されたりする事を想定しているのだと感じました。
特に私のCBX1000は配線周りがとても汚い状態ですので心を入れ替えないといけないと思いました。
オイル漏れや汚れ、サビもほとんどないなどメンテナンスも行き届いています。
展示限定になると訳が分からない位ピカピカにされていたりもします。
今回は試乗なども含まれる為、ディスクの錆などはほどほどに残っている状態ではありましたが、
綺麗にされているバイクではありました。

機能美があるバイク

下部に写真を掲載しております。
コンプリートマシンやプロが作ったバイクにはおおむねテーマがあってテーマに沿った機能美があります。余計な物はついていませんし、ドレスアップも必要な物を取付けた結果としてドレスアップされているという感じでございます。

各部のバランス

コンプリートマシンは各部のバランスを調整しながらおおむね一括で造られています。
対して、個人DIYでやりがちな事は予算の都合でひとつずつ順にカスタムしてしまう事です。
カスタムはある程度同時に行わないとツギハギだらけのような取ってつけたようなバランスが悪いバイクになってしまいます。
私のCBX1000の一例ですが、カウル付きの外装の作製はリペイントと同時に行っていますし、ウインカーやフロントフォークのボトムやメーターも同じ時にブラックに塗装をしています。
もしもこういった事を順番にやっていたら一部分ずつで違った雰囲気の容姿だけでもバランスが悪いバイクになってしまいます。

最高水準のバイクを見ると基準を作る事が出来る

個人DIYをしていると自分の行っている行為が正しいかどうか不明という事があります。
足廻りを触ったのだけど、それが改善なのか、改悪なのか分からないということだってあります。
改善した場合についても、それがどの程度改善されたのかも分からないと思います。
今回比べたことによって、ここまで改善するにはこれ位の費用が掛かるという事がふんわりとイメージ出来ました。比較せずにBITOのマグタンホイールを導入したって正しく取り付けられているかどうかすら怪しい気がしますし、マグタン以外にもシャフトを替えないと効果が出ないのかなど、疑問は多々出て来ます。
私のCBX1000の場合ですが特にFCRについて比較出来た事は非常に有意義でした。
狭いコースしか走れなかったけれど、下回りについてはこれ位のパワー感が最良の状態で出るのかという事がほんのちょっとですが、イメージ出来ました。
あまり間違ってはいないですが、まだまだ詰めてセッティングする必要があるなと思いました。
そして車体についても比較出来るレベルにはないけれど突き詰めるとCBX1000はあんな感じになるという事を感じました。足回りについては財布と相談して別のバイクを買うかどうかを選択する時がいつかやってきそうです。

FCR初心者向け-同調は目視らしいです。

BITOのFCRのセッティングについては同調は目視で行っているそうです。
美藤定氏に直接聞きました。
負圧式のキャブレターはシビアにやる必要があるともおっしゃられていました。
テーパーゲージや針金でスロットルバルブの高さを測る程度でよいのだと思われます。
私のCBX1000の場合ですが、バキュームゲージ6連で同調をしているのですが、
同調をしっかりととって損をするのは時間だけですから、今まで通りしっかりと同調作業は行っていきたいと思います。

BITOコンプリートCBX1000に試乗-自分のバイクと比較する事は超重要【まとめ】

BITO製のコンプリートCBX1000を試乗したことによって、ふんわりと自分の中でバイクの比較対象としての基準が出来ました。
徹底的に1週間位乗ればより明確に違いが分かるのでしょうけど、そういうわけにはいきません。
どちらにしても今までのように趣味で何となく時間を費やしてバイクを触っているのとは今後は訳が違います。他の車種の素晴らしいバイクを見ても実際にCBX1000がその領域にたどり着けるかどうかは私の能力では分かりません。
見たことがあるのと無いのではイメージについて大きな差があります。
もちろんコンプリートマシンと一般ユーザーのツーリング仕様のバイクでは用途が違います。
お金や設備なども天と地ほどの差があるかもしれませんが、出来る部分や目指す部分としての参考には間違いなくなります。
私のように個人DIYでバイクを触られている方はチャンスがあればコンプリートマシンの試乗や開発者に話を聞きに行ったりすると今後のバイクライフにプラスになります。
そして、イベントなどは来年やっているかは分かりません。
今回のBITO JB POWER ミーティングでなくても気になるイベントがあれば可能な限り足を運んでみてくださいませ。イベントは参加者もイベントの一部でございます。
盛り上がれば来年のイベントの規模も大きくなります。
というわけで不完全ではありましたがCBX1000の世界のBITOと個人DIYの車輌の乗り比べでございました。
それではシーユーアゲイン!

BITO-コンプリートCBX1000

1枚目の写真だけ私のCBX1000の写真でございます。
状態としては比較対象としてカウルを取付ける前の状態の写真を掲載しています。
私のCBX1000はツーリング仕様の側面もあります。
走る事以外にもUSB充電器やドラレコ、スマホホルダーやハザードなどの追加配線などがあってスッキリ感は少ないです。
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