車検前のチェック-スピードメーターのチェックをGPSスピードメータで行う-メーター購入の案内有

GPSスピードメーター CBX1000
CBX1000メンテナンス
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車検前のチェック-スピードメーターのチェックをGPSスピードメータで行う-メーター購入の案内有

バイクのユーザー車検に行った時のお話です。
車検の検査項目にスピードメーターがあります。
私のCBX1000は2024年の4月で車検満了となります。
前回の車検の際にはスピードメーターで苦戦を強いられました。

【ユーザー車検に行ったお話、スピードメーターで4回落ちてます。】
https://cbx1000.jp/archives/398

時間の都合でバイク屋さんに依頼している人はさほど気にする事はないかもしれません。
金銭的な都合やとにかく自分で車検を受けたいという人は一読をお願いいたします。

結論から書きますと車検は簡単に合格しました。
これから2年間は堂々とバイクに乗れます。
ユーザー車検についてはウェブで探せば先人達の投稿が沢山出てくるはずです。
私の方では今回はスピードメーターを中心にお話を進めます。
それではレッツスターティン!

機械式スピードメーターとGPSスピードメーターの比較

スピードメーターの仕組みはおそらく3種類あります。
①機械式スピードメーター
車輪やギヤなどの回転するパーツから動力を取って動作するスピードメーターです。
②電気式スピードメーター
回転するパーツから電気信号を受け取って動作するスピードメーターです。
金属製のセンサー車輪やギヤなどに取付て速度計測します。
③GPSスピードメーター
GPSを利用して速度計測を行います。特徴としては正確です。

CBX1000は①の機械式のスピードメーターです。
機械式のスピードメーターの弱点は内部のギヤやスプリングの劣化です。
これによってメータで示される速度に誤差が生じます。
経年劣化で針の動きも鈍くなってきたりします。
正しい速度に到達するまでの感覚をGPSスピードメーターと比較して掴んでおく必要あります。
高い精度で測定できるGPSスピードメーターと比較する事によって機械式メーターのスピードの誤差も把握する事が出来ます。

車検でのスピードメーターのテスト

ローラーの上に車輪を乗せて40km/hになったらフットペダルを離すという方法でスピードメーターのテストを行います。
動きの鈍いスピードメーターであれば時速が40km/hを示すタイミングをGPSスピードメーターと比較して確認をしておいた方がよいです。
スピードメーターの検査は古いバイクと新しいバイクと2パターンある様子です。
試験官がどちらのスイッチを押しているかは確認もしてください。

スピードメーターの調整は基本的には出来ません

基本的にはスピードメーターは針の動きの調整が出来るようには造られていはいません。
理由はメーターの巻き戻しや距離の改ざんを防ぐ為です。
分解すら出来ない構造になっています。
乗り物は動産としての価値があります。
車検証上にも走行距離の記載があります。
国が認定して価値を認めているという事になります。
走行距離の増加によって動産価値が変化します。
そういった観点からスピードメーターの改造や調整は出来ないようになっています。
社外品のスピードメーターなどはある程度調整が出来る物もあります。
しかし、ODOメーターについては調整が出来ません。
ODOメーターはその車が製造されてからの総合距離です。
車が造られてというよりはメーターが造られてからの距離と言い換えた方がよいかもしれません。

スピードメーターは調整可能な場合があります。

機械式であれば、針を外して誤差の分だけすらして針を指し直すという方法があります。
非分解のスピードメーターであれば無理矢理分解する必要があります。
電気式のスピードメーターであればセンサー部分の調整で誤差が解消できる場合があります。
どちらにしても少々手間がかかる作業にはなります。
特に劣化が進んでいる機械式のスピードメーターについては調整をしたからといって、
その場しのぎな調整になります。
遅かれ早かれまともに動作しなくなります。
非分解の物を無理矢理調整するのですからより良い状態にはなりません。
メーターの修理業者などに依頼してレストアをして貰うのがベストです。
どうしても必要な場合ネットで調整方法が詳しく書かれているで調べてお試しください。
詳しい手順などは割愛いたします。

リプロ品のメーターに交換する

スピードメーターの調子が悪くなった場合はリビルド品のメーターや社外品のメーターと交換するという手法もあります。
リビルド品がどれだけオリジナルに近いかや性能などで選択肢が分かれます。
私はリビルド品のメーターに交換して車検を受けに行きました。
ここで注意点があります。
バイク屋さんでメーターを交換して貰わないと走行距離不明と車検証に記載されます。
【走行メーター交換記録シール】
という物がありますのでそちらに記載が必要となります。

車検前の忘れ物チェック

今回は忘れ物が2点ありました。
自動車では納税証明書は現在は不要です。
しかし、バイクでは必要です事前に準備しておいてください。
領収書を紛失している場合は区役所等で再取得出来ます。
また、車検には基本的に予約が必要です。空きがあれば受ける事ができますが、
込み合っている場合は断られる場合がある様子です。
以上2点ご留意ください。

車検前のチェック-スピードメーターのチェックをGPSスピードメータで行う-メーター購入の案内有【まとめ】

今回はスピードメーターではなくてヘッドライトの光軸で再検査になりました。
車検場の隣にある整備工場で調整をして貰うだけなので何ら問題はありません。
車検で問題なのはその場で直す事が難しい項目です。
スピードメーターと光量がそれにあたります。
その他でランプ類が付かないやボルトの脱落や寸法などは事前の準備でしか対応が出来ません。
スピードメーターと光量については自分ではしっかりと対応をしているつもりでも、
いざ検査を受けてみて不合格になるパターンが一番悲惨です。
前回の私の車検がそのような状態でした。
というわけで車検に対して少々書かせていただきました。
多少なりともユーザー車検の参考になるとは思います。
それではシーユーアゲイン!

CBX1000のリビルドメーター

2023年末頃からひっそりと販売され始めたリビルドメーターです。
在庫の状況が不安定なので見かけたら購入して損は無いと思います。
スピードメーターについてはマイル表示では無くてキロ表示です。
精度については車検に合格出来るレベルなのは実証済です。
完全なリプロ品とは言えませんが雰囲気などを損ねる事は無いです。
基本的にヤフーショッピングでの購入になります。
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