ASウオタニSP2-レブリミットの設定は適度に開放しておく

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CBX1000メンテナンス
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ASウオタニSP2-レブリミットの設定は適度に開放しておく

最近の試走についてのお話です。FCRのセッティングで加速感を重視してみているせいか、タコメーターが簡単に限界近くまで回ります。私のCBX1000はASウオタニSP2を装備しています。
点火系の定番アフターパーツです。ASウオタニのコントロールユニットには2つのダイヤルがあります。1つは点火時期の進角ダイヤル。もうひとつはレブリミットのダイヤルです。
詳しくはこちらをお読みください。

↓過去記事↓
ASウオタニSP2-ダイヤル設定

前書きが長めになりそうですが、レブリミットが【0】のままだと前期型CBX1000こと型式CB1は、
パワー感が物足りないかもしれないということです。

タコメーターの刻みだとレッドゾーンは9000から11000までとなっています。
低速ギヤの時は割と簡単にレッドゾーンまで吹け上がるプラス6000回転以降位がパワー感のあるようなエンジンです。少し余裕を持たせてレブリミットを設定した方がよいなと思っています。
もちろん、CBX1000は骨董品ですから、エンジンを壊さない事も優先事項に組み込まれています。
11000まで余裕をみて9600とか10000などに設定しておくことをオススメします。
うっかり回し過ぎた時の保険程度に考えておくとよいと思います。
いろいろなチューニングエンジンを乗り比べているわけではないので詳細は分かりませんけど、
少なくともCBX1000の前期型型式CB1ではレブリミットを9000に設定している状態だと物足りないような
エンジン特性になると思います。
他の車輌では当てはまらないようなエンジン特性かもしれません。

エンジンの回し過ぎによるエンジンブローを気にされる方は、
気を付けて運転したり、そもそも高回転域までエンジンを回さない人だと思います。
そういった方は【6】程度まではレブリミットを設定しておいても問題はありません。
安心してください。
私が普段からレブリミットを【6】で走行してもエンジンブローにはなっておりません。

レブリミットの設定は【6】にしています。

私のCBX1000はレブリミットの設定は【6】にしています。10400回転までです。
低速回転だとメーター読みでは届きそうで届かない位です。
高速走行だと意識的にまわして届く位です。
もう少し上げたほうが良いなと思うのですが、メーターの刻みで12000がレッドゾーンの終わりなので、これ以上はあまりやらない方が良いような気がしています。
むしろ、サーキットやダイノジェットでパワー測定をしたりする時はもう少し下げた方が良いような気もしています。
さすがにどれ位でエンジンブローするかだけは試したくはありません。
少なくともレブリミットの設定が【6】でストリートを通常走行する分には壊れる事は無いという事までは判明しています。
長時間の全開走行はやはり気がひけますので、何か負荷をかけるような走行をする時には【3】【4】
あたりかなと思っています。レブリミット【4】で壊れるCBX1000は【0】でもきっと壊れるエンジンだと思います。他の車輌でも同じだと思います。

ASウオタニSP2コントロールユニット

0から9の10段階のダイヤルが点火時期をコントロールしています。
0からFの16段階がレブリミットです。【F】は無制限です。

ASウオタニSP2-レブリミットの設定は適度に開放しておく【まとめ】

私の感想にはなりますがCBX1000の前期型の型式CB1のエンジンはレブリミットは9200だと、
物足りないというか、すぐに吹け切ってしまいます。
そこで、気持ち程度レブリミットをずらしてあげると、気持ちよく走行出来ますよというお話でございました。カムを【CB1】と【SC03】で比較したことがあるのですが、
【CB1】の方がハイカム気味なカムです。
そういったエンジン特性もあるのではないかと思います。
ちなみに【SC03】は後から販売されたCBX1000の裏コムスターモデルの車輌です。
後から販売された方がマイルドなカムフィーリングになっているという事は、
ホンダ的には何か良くない事があったのだと思います。
ユーザーの声を反映したのか、ピーキー過ぎたのか?
それは私には分からないのですけど、1回目の販売は話題性を作って、
2回目の販売でマイルドにして万人受けするようにと狙っていたのではないかなと思えます。
どちらにしても少々ダイヤルを触った程度ではバイクは壊れないので、
試しに触ってみるのも面白いと思います。
※簡単に触れるところを触ってすぐに壊れたら製品として大問題です。
もうそろそろ、秋も終わります。
安全運転でバイクライフをお楽しみくださいませ。
それではシーユーアゲイン!
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