FCR初心者向け-ストリートではFCRの赤いファンネルをそのまま使いたくない

FCR-赤ファンネル FCR
CBX1000FCR
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FCR初心者向け-ストリートではFCRの赤いファンネルをそのまま使いたくない

FCRを購入すると赤いファンネルが付属しております。
30mmの樹脂製の赤ファンネルでございます。
FCRのファンネルは空気吸入側のマフラーと言いますか、空気の流れを整えてと言いますか、
よく分からないのですけど、空気の流れを良くする為に必要なパーツでございます。
今回はFCRを購入した時に付属している赤いファンネルを何かしら加工したり、交換したりしましょうという投稿でございます。
端的に言うとFCRを始めとしてレーシングキャブレターを装着していてあまり良くない傾向として、
手を入れていないという状況です。
FCRの初期値の赤ファンネル仕様ですと、
ゴミは吸い込むし、雨天走行は出来ませんし、エアスクリューもまともに回せません。
FCRを装着していてカッコよくないなと思うことは、
『やりっぱなし』
でございます。
セッティングする為のキャブレターなので、少しはセッティングをしてみましょう。
レストア目的の装着ならフィルターも装着しましょう。
触らないのと触れないのは違います。
ストリートでFCRを使うなら人目にもつきます。
どうせなら、カッコよいという目で見られたいです。
というわけで今回はFCRを装着したら、赤ファンネルをどのように取り扱うのがよいか考察していきたいと思います。
それではレッツスターティン!

FCRを取付けただけのドレスアップはドレスダウンかもしれない…

FCRの前提として、レーシングキャブレターという事をお忘れなくでございます。
一般ユーザーでプロのレーサーみたいにすぐに新品を使うというような事は出来ません。
メンテナンスやセッティングが出来るという事がFCRの醍醐味という考え方で進めます。

今回のブログ投稿のお題でもある赤ファンネルについてですが、
自分のバイクのテーマにあっているかどうかがポイントです。
レースをするなら当然そのままで構いません。
しかし、ストリートで運用するなら、
赤ファンネルを外して、フィルターを装着したいです。
また、赤ファンネルにラムエアフィルターなどの被せるタイプの防塵処理をするのも良いと思います。
初期の赤いファンネルで公道を走るという事が、
バイクの考え方と合っていません。
ドレスアップ的にFCRを装着しているなら、アルミファンネルなどのキラキラした物に交換して欲しいです。エンジンやFCRの調子が悪くなったらお金の力で何とかすればよいと思います。
赤ファンネルが無加工でそのままついている状態は、
お金もかけてない、時間もかけてないという状況が一目で分かる場合がほとんどです。

赤ファンネルは加工やラムエアのアダプタとして使用する

赤ファンネルの使い道ですが、ちょっとした加工やラムエアを装着する時のアダプタとして使えば良いと思います。
ストリートで直キャブ仕様で乗りたいなら好みのサイズやアルミファンネルをセッティングの一環として選べばよいです。
CBX1000の場合ですが、ラムエアを装着する為にはファンネルを削らないといけません。
ラムエアを装着する為にアルミファンネルをわざわざ購入して削るのは気が引けます。
その点樹脂製の赤ファンネルは削ったりなどがひじょうにやりやすいです。
また、エアスクリューを回す為に穴を開けたりなどやりたいように削ったり、穴を開けたりすればよいと思います。

ファンネルの長さはセッティング項目です

ファンネルが長いと低回転向けだと言われています。
逆にファンネルが短いのは高回転向けだとも聞いたことがあります。
本当かどうかは分かりませんが、低回転では空気の通路が長い方が吸い込む時に勢いがついたりするのかなと思えたりします。
高回転の時も勢い良く空気を吸えた方が良いと思うので、ファンネルは長い方が良いのかもしれません。
高回転になってくるとファンネルの長さは性能に影響しないとか、別にファンネルが短い方が良い理由などもあるのかもしれません。
どちらにしてもファンネルの長さの選定はセッティング項目のひとつです。
私のCBX1000は50mmのファンネルを装着しております。
30mmと50mmでどれ位違うかは試した事はありません。
というか違いを具体的に比較した事はありません。
意識して走行すると違いはあるのかもしれません。
というわけでファンネルの長さを変更するのであれば、初期値の30mmよりは長いファンネルを購入する事をオススメいたします。

ファンネルにはラージとスモールあります

FCRにはラージとスモールの2種類があります。
ホリゾンタルとダウンドラフトも含めると4種類ですが今回はラージとスモールがあるという事をお伝えしたいです。
ラージとスモールでファンネルのサイズも2種類あります。
FCRの口径の大きさは関係がありませんので、ご自身のバイクのFCRのボディがラージかスモールかだけご注意くださいませ。

結局どうすればよいか?

パワーフィルターかファンネルを装着する事を本気でおススメします。
どうしても、直キャブで赤い樹脂のファンネルを付けたい方は、
エンジンやキャブレターを熟知したベテランさんだと思います。
気に入らなかったり調子が悪くなればすぐさまメンテナンスが出来る人だと思います。
壊れたらすぐ買い替えれば良いと考えているお金持ちの方はファンネルにもきっとお金を使われると思います。
話が脱線しましたが、ストリートでFCRを運用するのであれば、
K&Nのパワーフィルターかそれに準ずる物を使用してください。
ファンネルに被せるタイプのフィルターも防塵対策には有効です。
オイルをベタベタに塗りたくっても特に走行には影響はありませんし、
バイクやズボンが汚れるという事も少ないです。

ラムエアは火災が気になる

火災防止の為にフィルターオイルを塗布します。
その他にもラムエアの寿命を延ばしたり、防塵性能を高めたりする効果があります。
フィルターオイルを塗らずにラムエアを装着するのはおそらく危険が一つ増えるだけだと思います。
もしも火災になったら目も当てられませんのでラムエアには必ずオイルを塗布してください。

ファンネル無しで走行する

ファンネル無しの直キャブで走行しても問題は無いように思えます。
問題が出るまで試してはいません。
マフラーについてはうるさ過ぎてまともに走れません。
マフラー無しだとスカスカのパワー感が無くてエンジンとして機能するかも怪しいらしいです。
どちらにしても取り付けないとまずい物だから付属していますし、ファンネル無しで走行しているバイクも見ません。そもそもK&Nのパワーフィルターを装着するとファンネル無しと同等の形状になるので、ファンネルによる整流効果も減少すると思います。

ファンネル仕様の直キャブの方がパワーが出る

少し前まではラムエアをつけていいようが、ファンネル仕様であろうが、
対して変化は無いと考えていました。
排気量が小さいバイクなどで直キャブにすると異様にパワーが出る事はありました。
CBX1000の場合ですが、意識して走行をしてみるとやはり直キャブ仕様の方が、
バイクにパワー感があるような気がします。
大型バイクなので、元々パワーがあるので分かりにくかったか、私自身の思い込みによる感想かもしれませんが、直キャブの方がパワー感はあると現在は感じています。
空燃比については変化があるとは言いにくい状態です。

赤ファンネルの直キャブ仕様のバイクはカッコよいか?

FCRを自分で触り始める前まではレーシーでカッコよいなと思っていました。
しかし、自分でFCRを触り始めると、セッティングなどが全くされていないような状態のFCRを見ると、
なんだかカッコ悪く感じます。
仮に専門店が関わっていたとしてもお店で装着やセッティングをしたバイクでもエアスクリューを少し触っただけだろうなとも思えます。
お店が気合を入れてセッティングをしたバイクならファンネル周りは何かしら変更がされているとは思います。
やはり、ファンネルが触られているバイクは一緒に走っても速いですし、調子も良さそうでカッコよい事がほとんどです。人間も見た目が大事ですけど、バイクも見た目からでも色々と考察されてしまいます。

FCR初心者向け-赤ファンネルのままだとエアスクリューが回せない

赤ファンネルの30mmの長さだとエアスクリューがまともに回しにくいです。
エアスクリューとジェットニードルのクリップ段数についてはFCRを購入した瞬間から、触れる項目です。特殊な工具も必要ありません。
ただし、赤ファンネルのままだとバイクの形状によってはエアスクリューを回せませんので、
赤ファンネルに穴を開けるなどで対応をすれば良いと思います。
どちらにしても弊害はいくつかありますので、長めのファンネルを装着するか、穴を開けるとかの対応をするか、エアスクリューを回す度にファンネルを着脱するかのどれかになると思います。

FCR初心者向け-ストリートではFCRの赤いファンネルをそのまま使いたくない【まとめ】

色々な事情があると思うのですけど、ストリートでは少なくともフィルターを装着することをおすすめいたします。少なくともフィルターをどうしても付けたくないと考えれている方は、
バイクにかなり詳しい方だと思います。
バイクについて分からない事が多い方は直キャブはオススメいたしません。
少なくとも私は直キャブでバイクに乗りたいとはあまり思いません。
ファンネル仕様やファンネルレスの直キャブで走行するのはエアスクリューを派手に回したりと、
セッティング中の短い時間だけです。
FCRを装着しているバイクを見て赤ファンネルのままの初期状態のバイクはほとんどセッティングなどもされていない状況だと思います。
それか、ツーリングの時だけ気合を入れて走行する為に一時的にラムエアフィルターなどを外しているというケースもあります。
どちらにしてもファンネルはセッティング項目のひとつです。
FCRをつけっぱなしになられている方はファンネルの交換がFCRセッティングのスタートのきっかけなどになるといいなと思います。
それではシーユーアゲイン!

過去の投稿から関連写真を掲載します

赤いファンネルもFCRを付けている感があります。私は赤ファンネルについては左右を削ってラムエアを装着出来るようにしております。ピッチの関係でCBX1000はファンネルの左右をカットしないとラムエアを装着する事は出来ません。フィルターオイルは定期的にもスポンジにもみ込んでおります。

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